目にアオバ

♪海の青さと空の青

♪南の風に緑葉の…

 3月4日に幕を開ける日本女子プロゴルフツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の中継で、エンディングに流れる沖縄の代表曲です。作曲は現代沖縄を代表する数々の名曲を作った普久原恒勇さん、作詞は名護で長く教壇に立ちながら作詞活動を続けてきた吉川安一さんです。

 ダイキンオーキッドの大会では、何度もメロディを聞き、フェアウェルパーティーなどでは皆さんと一緒に歌ったりしたので、すごく身近な曲です。

 古関裕而さんと菊田一夫さんのコンビは「鐘のなる丘」「君の名は」を代表に、戦後のドラマのテーマ曲をいくつも世に送り出しました。

 ♪緑の丘の赤い屋根

 ♪とんがり帽子の時計台

 屋根が赤いのは、建てた人の趣味ですが、それ以外はきちんと理由があります。

 空が青いのは、波長の短い青い光が大気中にある微粒子にとりわけ強く拡散されて、人の目に飛び込む。だから空は青く見えるとのこと。

 一方、太陽光は、虹の七色である「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」が基本。そのうち青色の光は海の中を突き進んでいくけれども、他の色は大いなる海に吸収され、残るのが「青い光」。それで海は青いんだそうです。

 次は、丘が緑である理由です。

 もちろん、植物の光合成がその理由です。それに必要なのが、クロロフィル=葉緑素です。コイツが赤や青の光を吸収してしまうので、緑の光がヒトの目に飛び込んでくる。だから葉っぱは緑色に見えるわけです。

 日本語には緑より青の表現の方が多いですね。日本の伝統色には67の「青」を表す表現があるんだそうです 青(ろくしょう)。また年に何回かしかお目にかからない吸い込まれるような空の色「天色」。などがあります。

 でも、「水色」っていうのはコドモのころから今一つピンとこないんですね。そもそも「水」の色って清流をイメージすればするほど「透明」にしか感じません。人工的に作られた感じしかしませんでした。

 ほかのものはほぼ自然の中にあるものをあらわした色の表現です。

 ただ、中には「青」の表現なのに、「青碧」という色があります。深い青色や「青緑色」のことで、「碧」という字そのものが訓読みで「あお」とよんだり「緑」とよんだり変幻自在です。「青碧」という色の名前は、中国の玉石からきているそうですが、この色が信号の「ススメ」のときに点灯するあの「アオ」だと思います。

 青の守備範囲が広すぎるのですね。だから「青々とした緑」というへんてこなことになってしまうのだと思います。

 ちなみに青森市には「緑一丁目」がありますし、日本最大手のテレビスタジオである「緑山スタジオ」は、横浜市“青葉”区にあります。

2021-03-04 | Posted in UncategorizedNo Comments » 

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